Q1 鍼(はり)は痛くないの?
かぎて屋治療院では、使い捨て国産の0.16 mmの太さの鍼を使用しています。
これは注射針の1/3の太さ・女性の髪の毛の2本分の太さです。
そのため鍼の刺入時の痛さは、蚊に刺される程度の痛さです。
筋肉内部に鍼を刺入した時に稀にズーンとする鈍い痛みを感じる場合があります。
これは俗に“はりの響き”と言われます。
“はりの響き”には好き嫌いがある為、当院では患者様のご意向をお聞きして刺激量に気をつけて施術にあたらせていただきます。
2,3か所の施術でどうにも我慢ができないということでしたら施術は中止します。
でも当院では自信を持ってオススメできますので施術中の恐怖感・緊張感・不安感は不要です。
当院で初めて鍼を受けられる方も沢山おられていますので、ご安心ください。
Q2 鍼はなぜ効くの?
鍼はとても奥深いけれど、原理はとてもシンプルです。
気・血・水の滞りの悪いツボに鍼を刺し
小さな傷を作ります。
その傷を治そうとして気・血・水が流れ
傷を修復すると共に老廃物を運び出してくれます。
筋肉の緊張・冷え・疲労は、鍼灸でツボを刺激し、気血水の流れを良くすることで症状が改善しやすくなります。
Q3 お灸はやけどしないの?
当院では台座のあるお灸を使用しています。
普通タイプと温め(ぬるめ)タイプがあり、筋肉の緊張や冷え、疲労状態に合わせて使い分けています。
お灸の消える直前に少し熱く感じる場合がありますが、その場合は気軽にお声掛け頂き、お灸を取り除かせていただきます。
Q4 お灸の効果って何?
お灸の原料となっているのは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したもので「もぐさ」と呼ばれています。
この「もぐさ」に火をつけて体を温め、ツボを刺激するのがお灸です。
体に温熱刺激を与えることで、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか、リンパの流れが改善され、むくみの解消にもつながります。
さらに温熱効果によって血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。
Q5 鍼灸施術が受けられない時ってある?
以下の場合は施術出来ません。
●妊娠初期。安定期に入り経過が順調で、産婦人科医から許可を頂いた方のみ小児はり(刺さない鍼)を用いて施術させていただきます。安産のお灸や逆子のお灸もしております。
●発熱している場合
●ワクチン接種当日
●飲酒後
●手術直後
不安な場合は、お気軽に かぎて屋治療院LINE にてご相談ください。
Q6 鍼灸を受ける時の服装は?
首肩肘や膝が出しやすいキャミソールや短パンなど着て頂くか持って来て頂けると助かります。リラックスできる服装でお越しください。
Q7 反応および副反応は?
施術後一時的に重だるさなどの副作用が出てくることがあります。
これを漢方では瞑眩(めんげん)と言って効果の現れる証拠ともされていますので心配はありません。2,3日経てば良い効果を期待できます。薬のような習慣性や副作用はありません。
Q8 施術効果と施術回数は?
鍼灸施術の効果は、発病して日の浅い病気ほど早く改善します。
1回の施術で激しい症状がピタリと軽減することもありますが、慢性症状になると気長に続けて頂く事をおすすめします。
●痛みが激しい時は週2回程度
●痛みが落ち着いてきた場合は週1回〜2週間に1回程度
●健康維持・体質改善の場合は月1回程度
●体調が良い場合でも、疲労蓄積予防に3ヶ月に1回程度
の施術がおすすめです。
Q9 施術後の生活で注意する事は?
どんな施術でもその後の養生が必要です。
施術を受けた日は、特に以下の事項をお心掛けください。
1.睡眠は十分取ること。
2.施術後の入浴は長湯しないこと。
3.食事は腹八分目にすること。
4.刺激性の食品(辛いものなど)・不消化物(消化に悪いもの)を食べ過ぎないこと。
5.雑事に気を遣い精神を疲労させないこと。
その他必要に応じて注意しますが、最も大切なことは患者様自身が真剣に自身の身体と向き合う心構えです。
鍼灸は病気だけでなく体質改善し、病気にかかりやすい素因を除いてくれます。
定期的な施術をすることにより病気を予防し、体力の向上を図り、健康管理の医術としてその真価を発揮します。
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